目先の1円に囚われてはいけない@8月

　下書きを見て今日が9月だということに驚きがかくせないまかろんです。

　今週（先週？）、おつかいでウェルシアという薬局に行ってきました。ちょうどメルペイの20％還元キャンペーンをやっていたのでクーポンを使おうとしました（キャンペーンは2019年9月11日まで。ポイント還元上限300P）。しかし、精算時「メルペイは使えないんですよ」と言われました。「？？？」と思っていると「テナントの関係で使えないんです」と追加説明されました。

　何やら契約でもあるのでしょうか。確かに買いに行ったウェルシアの店舗は国で1番有名な鉄道会社の駅ビルに入っています。そこもまた、独自のポイントカードがあるので、そことの兼ね合いだろうかと推察しました。まあ、メルペイが使えないならクレジット払いをすればいいだけです。一旦クレジットカードで支払いました。払い終わった後、メルペイはだめでオリガミペイはだめなのかとふと思いました。楽天ペイなどpay関係でも使えるものと使えないものがあるのかと疑問に思い頭に引っ掛かりました。そこで思い出してしまったのです、オリガミペイで払えば２％引きであることを。なんだか悔しい気持ちになり、取引のし直しは出来ないか聞いてみました。

　結論から言うとオリガミペイで決済し直せました。店員さんも嫌な顔をしませんでした（あんなに面倒くさそうな作業なのに）。混んでない日時に行ったのが最も大きな要因でしょう。そして、混んでいたら私も店員さんに悪いとあきらめただろうとも思いました。一見得したように見えますが、実はすいている時間帯に行ったのが、裏目に出たのです。ここで損をしたのは他でもない私です。

　正確な時間は覚えていませんが、やり取りに５分くらいかかった記憶があります。短く見積もっても２分くらいはかかっっています。２分くらいだとして時給に直すと、（150円くらいの商品を買ったので割引は2円）60円です。実に割に合わないではないですか。金額の大きな商品を買ったのであれば、やり直す価値はあります。（割引率が大きい＝戻ってくる金額が大きい＝時間換算しても損ではなくなる）

　ただ冷静に自分の時間の使い方としてみると、楽しい思いをしたわけでもなく、いい使い方ではありません。その2分、本を読んだりTwitter見たりライン見たり他のことへ使えたはずです。

　とはいえ、目の前に1円落ちていたらつい拾ってしまいたくなります。クリックで1円のメールを見かけるとついメールを開いてぽちってしまいます。形は違いますが同じことです。

　頭では分かっていても、つい感情で動いてしまいます。でも損得ばっかり考えていると自分は頭痛くなるので時々なら目の前の1円を拾ってもいいかなと思います。要はバランスの問題だと思います。「あのときの1円がもったいない」という感情に支配される時間もまた、有効な過ごし方とは言えないでしょう。

　ちなみにポイ活が楽しい、ポイントがたまるのが楽しいのだという人否定する気はないです。ポイントを貯めるのが趣味という方、いらっしゃいますからね。かくいう私も昔はその1人でした。本人の満足感も大事かなと思ったりします。

　時間単価を意識しつつ、感情との闘いはこれからも続く。

それではごきげんよう。