人生において無駄なことはない

まったり生活してる人のオールジャンル系ブログ。原則日曜日(週1回)更新。

なぜ就業時間中にスマホを使ってはいけないのか?

 youtubeを見ていて「スマホを持ってきたら監視カメラに写っちゃうな」というセリフを見て、表題の疑問を持ったまかろんです。

 お客さんエピソードで「タクシーを呼んでほしい」(しかし聞いたのはコンビニ店員さんに)という話がありました。聞いてきたお客さんは「お店の人に聞いたらなんでもやってくれるだろう」という考えの人かな、と思いました。そもそも、そうでなければ自分でスマホで調べてタクシー業者に連絡をとるはずです。

 店員さんも「スマホで調べられませんか?」とお客さんに聞くのですが、「スマホでの調べ方が分からない」……なんのためのスマホなの。

 で、表題の件。これでは時間がかかるし、やり方が分かっているなら自分がやってしまった方が早いからスマホで調べるか…となるが、監視カメラがあるからそれが出来ない。

 おそらく経営側から「就業時間中にスマートフォンをいじってはいけません」と通達があるのでしょう。違う職種ですが、私もスマートフォンの利用は就業中はダメと言われたことがあります。そこは個人情報を扱っている部署だからダメと言われた記憶があります。肝はスマートフォンに搭載されているカメラだと思います。

 もし手打ちで個人情報を盗むようなことをすれば、時間がかかるので不審な行動が目に入り「お前何やってる!」とばれる可能性は高くなります。

 しかしカメラなら一瞬です。パシャってとっておしまい。というロジックだと思うのですが…

 私が仕事で利用するパソコンはインターネットにつながっていました。ならば、その気になれば個人情報の件はどうにでもなりそうな気がします。履歴なども全部追えるとしても、カモフラージュすれば探し出すのは結構大変じゃないの、と思いました。

 従業員のことを信用してくれているのか、そこまで思い至っていないのかは分かりません。私の身近な60代はパソコンで何が出来るのか理解しようとしていない割に「スマホは脳を壊す」などど、意味不明な主張をしています。スマートフォンを危険視しているようですが、なぜ危険なのかは具体的に説明してくれないため、説得力に欠けます。

 パソコンで出来ることとして全世代で思い浮かぶのは、「ワード、エクセル、ネットで調べ物が出来る」あたりだと思います。スマートフォンより歴史があるし、(本当はこの3つよりはるかにパソコンではいろいろなことが出来ますが)何が出来るかは想像できます。対してスマートフォンはつい最近の機械であり、出来ることをあげたときに「電話、メール」は共通項として「何が出来るか得体のしれない物体」というイメージが今の上層部の年代にはあるのかなと思ったりしました。

 ゲームが出来るアプリがあったり、音楽も聴ける機械ですとだけ言われたら「それは仕事には不要だ」と言われそうです。

 でもね、お客さんが調べてほしいって言ってきた時くらいスマホ使うの許したらいいのにね。例外作ったらだめなのかしら…

 ここまできてやっと気づいたのですが、監視カメラってお客さんの行動を監視するだけではなく、店員さんの行動も監視する役目があったのですね。

 先日、楽天モバイルについての記事を書いたときも、楽天モバイルのお店には監視カメラがあり、店員さんは監視カメラに記録されているとおっしゃっていました。「証拠」の時代なんだなあと思いつつ、店員さんってそんなに信用されていないの!?とびっくりしたというか、悲しい気持ちになりました。

 もちろん、第一の目的は犯罪があった時に提出する証拠だったり、クレームが来たときに「やった、やってない」「言った、言わない」の証拠にするためだと思ってます。

 クレームや犯罪から守るために監視カメラは必要であり、悪いことをしていなければ堂々としていればよいのです。とはいえ、街のあちこちに監視カメラがあると見張られているようで、少し息苦しいですね。

 仕方ないです。自ら息苦しいように仕向けている人たちがいるのですから。自ら生きづらくしてるよ、って気づいてくれればいいですね。

 それではごきげんよー