人生において無駄なことはない

まったり生活してる人のオールジャンル系ブログ。原則日曜日(週1回)更新。

失敗をおそれるな

皆さん、どこかで何かの失敗をした経験があると思います。当たり前じゃないかという声が聞こえてきそうですが、どうも日本人は失敗をおそれている人が多いように思えます。

失敗したらどうしようとおそれてなかなか最初の一歩が踏み出せないのです。そして結局出来ず、自分自身を責めてしまいます。

使い古されていますが、「習うより慣れろ」という言葉があります。どんなに勉強しても実践してみないと分からないことがあります。とりあえず物事をやってみる、挑戦するというのは大胆な人でも慎重な人でも価値のある行動です。

体が先に動くタイプの人は今日のエントリにおいては問題ありません。そう、石橋を叩いてわたる慎重な人向けです。

何事も本を読んで完璧、ということはありません。知識と経験、両方の経験値が蓄積されて人は成長するのです。本を読むなとは言いません。むしろ本を読んでください。大切なのは知識を得た後に行動に移すことです。それでトライエラーを繰り返し、いかに自分の「習得」につなげるかが重要です。

筆者の例をあげましょう。学生時代に化粧方法を雑誌で読んで勉強(?)していました。その頃はアイブロウとアイシャドウとアイライナーの何が違うのかさっぱり。でも本を繰り返し読んでいるうちにアイシャドウはまぶたにぬるものらしい、アイブロウはまゆげを描く道具(こと)、とだんだんわかってきていざ実践だ!…自分では得た知識は完璧だと思ってましたが全然。初めてのことなので当然時間はかかるし、分かったと思っていたけどわかっていなかったことも。よく考えたら人間だれしも1回ですべての物事が出来たら苦労はしないわけで当然の出来事なのですが、そのとき筆者は「なんでうまくできなかったのだろう??」とわかりませんでした。

しかし何回かやっていくうちにどうもやりながらのほうが自分の納得する方法が得やすいと気づきました。あーでもないこーでもない、なんか違うと思ってやってたのがトライエラー。その時の気づきは数年後の今でも役立っています。すぐには飛び込めないけど、自分がいけると思ったら100点じゃなくてもいいからやってみる。

失敗してから気づいたことですが案外失敗してもどうにかなるものです。忘れ物した!どうしよう。ミスをした!どうしよう。大抵のことはリカバリーが効くものです。わかる人が解決してくれたり、思ったより融通がきいたり。

 

小さな失敗もまた「経験」、「習得」になるものです。また、失敗してしまっても応用が利くようになります。失敗をおそれている人はおそらく「怖い」のだと思います。自分の想定の及ぶ範囲外なので何が起きるかわからず不安なのです。

でも、その人こそ大きな失敗をしてしまう危険性があります。大きな買い物、決断。人間は決定が大きければ大きいほど思考せずに感覚で物事を決めてしまうのではないかと思います。大事なことこそ、失敗したくないですよね。

もちろん失敗をしないに越したことはないですがそんな人は一人もいないのでしてもいい失敗の経験を積んで大事な時に失敗しないようにしましょう。

それではごきげんよう