人生において無駄なことはない

まったり生活してる人のオールジャンル系ブログ。原則日曜日(週1回)更新。

胃がんとピロリ菌@プチブログ

  祝日だからと調子に乗って連日ブログ更新を試みたまかろんです。

 ちょっと胃がんの原因について気になったので備忘録的に書いてみます。

 胃がんの発生要因としては、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染、喫煙があります。その他には、食塩・高塩分食品の摂取が、発生する危険性を高めることが報告されています

 ちなみにピロリ菌が陽性だからといって必ずしも胃がんになるわけではないようですが、胃炎には高い確率で罹患するようです。

 三大要因としてはピロリ菌、喫煙、塩分の多い食事といったところでしょうか。

 ・ピロリ菌とはどんな菌? 

 正式名称をHelicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ)といい、1983年に胃疾患患者の胃から発見されたらせんの形をした菌です。菌の感染により、急性胃炎、活動性慢性胃炎を引き起こします。さらに、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の成因にかかわります。

 なぜ胃がんを引き起こしてしまうのか調べたところ、

 東アジア株と言われる日本のピロリ菌が、欧米の菌に比べ多くの毒素を産生し、胃がんを発症させる力が強い菌だからです。

という記事を見かけました。他のサイトでもピロリ菌は強毒株と弱毒株があるという記載がありました。日本は東アジアですから、生息するピロリ菌が強毒株で胃がんを発生させるリスクが高いのでしょう。

 とはいえ、衛生環境の向上に伴い、日本人のピロリ菌感染率はどんどん低下しています。

とのことです。ピロリ菌の保有率は50代以上で6~8割に対し、10代や20代は2割くらいと書いてあるサイトもありました。

上下水道が十分普及していなかった時代に生まれた人のピロリ菌感染率は高く、若い人の感染率は、10代、20代では欧米とほとんど変わらなく低くなってきました。
また、ピロリ菌感染を予防する方法は、親から幼児へのたべものの口移しに注意することが役立つと考えられます。
ピロリ菌の感染率は、乳幼児期の衛生環境と関係していると考えられており、上下水道が十分普及していなかった世代の人で高い感染率となっています。

 昔は衛生環境が悪かったのでピロリ菌に感染する確率が高かったのでしょう。現在は衛生環境が改善されたため若い人たちが菌を保有している確率は低くなってきていると読み取れます。

 しかし、もし自分の胃にピロリ菌がいたら胃がんのリスクが高まるわけですから、ピロリ菌がいないかどうか調べる価値はあると思います。ピロリ菌の検査は尿素呼気試験(簡単にいうと息を吐くだけ)、血液検査(採血)、便検査など患者に負荷が少ない検査が多いので、病院に行く敷居は低いのではないかと思います。 

 

 参考までに「がん」そのもの自体のリスクを減らすには、

 

図2 がんリスクを減らす健康習慣
図2 がんリスクを減らす健康習慣の図
 生活習慣を見直せばいいみたいですね。個人的には、がんだけでなく他の疾病予防にもなる気がします。

 

参考文献

https://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/index.html

https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html

https://medicalnote.jp/contents/170828-001-CR

http://gan-mag.com/gastrointestinal/8832.html

http://www.pylori-story.jp/pylori/prevention/

より

それではごきげんよう